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第39回口頭弁論のお知らせ
赤松純平先生が原発地盤の構造評価に基づいて関電の基準地震動は過小であることを証言
 日時 2023年12月7日(木)13:15~
 場所 大津地方裁判所

内容
 前回9月の第38回口頭弁論までで原告側が予定している5人の証人のうち4人の尋問が行われました。次回12月7日の裁判では、最後の証人である元京都大学防災研究所助教授の赤松先生への尋問が行われます。
 赤松先生は、①原発地盤の構造評価について、関電が主張するように「水平成層かつ均質」なものではないこと、②関電の地盤モデルは、実際の調査結果より堅固で均質な構造であると設定されていることに加えて、地盤構造の不確かさを考慮していないため、地盤による地震波の増幅率が過小に評価されていること、③震源特性が、平均的な地震増に依拠して策定されており、また、若狭湾沿岸地帯で発生する地震の特性を考慮していないため、起こり得る解放基盤面での地震動が過小に算定されること、④以上により、設定されている基準地震動は過小評価となっていること、などについて証言する予定です。
この日は、原告側の主尋問だけで、13:15~14:45(90分)、休憩15分、15:00~16:30(90分)、の予定で行われます。関電側の反対尋問は、3月21日に同じく180分の予定で行われることになっています。
  
裁判の傍聴について
 裁判所は一週間前にホームページで整理券の発行や定員超過の場合の抽選など傍聴の手続きを公表しています。従来は、開廷の一時間前に整理券が配布され、定員を超えた場合、30分前に抽選により傍聴者が決定されてきました。ところが、前回は、開廷の2時間前に抽選が行われるなど、非常識な取り扱いとなっていたため、抗議するとともに、後日、常識的な時間設定とするよう文書で申し入れを行いました。取扱いがどのようになるか分かりませんので、傍聴を希望される方は、裁判所のホームページで整理券が発行される時間を確認のうえ裁判所に来てください。

記者会見・報告集会について
 裁判終了後、記者会見・報告集会を下記のとおり行い、法廷でのやりとりや裁判の前に行われる進行協議の内容をお知らせします。
日程  17:00から 記者会見、記者会見終了後報告集会 ※時間は多少前後する可能性があります。
場所 滋賀弁護士会館

記者会見・報告集会のズームでの視聴
 ズームによる視聴ができるよう準備する予定です。希望される方は、12月6日(水)までに下記アドレスまでメールにより申し込んでください。当日の申し込みは対応できない可能性がありますのでご了承ください。
datsushiga@yahoo.co.jp

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