第36回口頭弁論のお知らせ
-放射性廃棄物処理処分の深刻な問題について 原子力資料情報室の芝邦夫氏が証言-
日時 2023年3月9日(木)14:30~
場所 大津地方裁判所
内容
3月9日の第36回口頭弁論では、原告側が予定している5人の証人の3人目として、原子力資料情報室の芝邦夫(西尾漠)氏が証言します。芝氏の証言内容は、日本が抱えている放射性廃棄物処理処分の極めて深刻な現状についてです。主な内容は、核燃料サイクルが破綻し使用済み核燃料の行き場がないこと、放射性廃棄物の処分場の問題、廃炉によって大量の放射性廃棄物が生じる問題、そしてこれらの問題が周辺住民への生命・健康をはじめ経済社会に重大な影響を及ぼす恐れがあることなどについてです。
証人への尋問は、原告側の主尋問と被告関電側の反対尋問をあわせて約2時間が予定されています。
なお、日本の原発裁判で、放射性廃棄物問題での証言が行われるのは稀なケースです。
裁判の傍聴について
裁判所は1週間前にホームページで傍聴の手続きを公表しますが、通常、開廷の1時間前に整理券が配布され、定員を超えた場合、30分前に抽選により傍聴者が決定されます。
傍聴を希望される方は、整理券が発行される時間までに裁判所に来てください。なお、コロナによる傍聴席の縮減は行われなくなっています。
記者会見、支える会総会について
裁判終了後、記者会見を下記のとおり行い、法廷でのやりとりや裁判の前に行われる進行協議の内容をお知らせします。
記者会見終了後、「支える会」の定期総会を行います。総会では冒頭、井戸謙一弁護団長による講演を行います。記者会見、講演は希望される方はどなたでも参加できます。
日程 17:00から約30分 記者会見
17:30頃から 井戸弁護団長「原発裁判をめぐる一年のまとめと今後の展望」
18:00頃から 支える会総会(活動のまとめと活動計画)
※時間は多少前後する可能性があります。
場所 滋賀県教育会館1階中会議室
ズームでの視聴
ズームによる視聴ができるよう準備する予定です。希望される方は、3月8日(水)までに下記アドレスまでメールにより申し込んでください。
datsushiga@yahoo.co.jp